チーム人生はマラソンだ!メンバーブログ

映画『人生はマラソンだ!』の公開を記念して開設。映画公開までの走る日々をお届けします。

【禁煙S社長】 禁煙と失恋は似ている…と誰かが言った

 

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この週末は、富士山周辺で、Ultra Trail Mt.Fuji、通称UTMFという

 

日本一過酷と言われている大会が開催されています。 

 

46時間で168キロ、累積標高差9500ⅿを走破するレース。 

 

私の友人も2名参加していて、今この時もエンヤコラと山の中を走ってるはずです。

 

 

私が先週走ったチャレンジ富士五湖という大会も、

 

多少の高低差はあるし、時間制限は意外と厳しいし、決してラクではないですが、 

 

公道を走るロードレースなので、UTMFに比べれば全然完走し易いレースです。 

 

私も、ロッテルダム・マラソン一週間後で、疲労が残っていましたが、 

 

12時間936秒かけて、無事108キロのコースを走り切れました。 

 

目標は「11時間」だったんですけど、それは望み過ぎでしたね。てへ。

 

 

このチャレンジ富士五湖、もう5度目の出場になりますが、 

 

今回、いつもと違っていたのは、 

 

半日以上かけてゴールしたら「まずは一服」なのに、それが無かったこと。 

 

習慣として身についていたことが出来ない、というのは、いまだにツラいです。 

 

半日以上禁煙した後で、ひと仕事終えた達成感に浸りながら吸う一服は、 

 

なんとも言えず旨かったのに・・・。

 

 

かつて喫煙習慣のあったラン仲間の一人(それこそ今、UTMFを走っている友人)が、 

 

「禁煙と失恋は、良く似ている」と言っていました。 

 

曰く「じっと耐えて、忘れるしかない」。 

 

喫煙は習慣性なので、あの日、あの時、一服した場面を、体が覚えています。 

 

なので同じ状況になると、自動的に脳裏に甦って、吸いたくなるのです。 

 

が、そうした一つ一つのシチュエーションにじっと耐えて、 

 

一服していた頃の記憶を一つ一つ消し去って行くしか、 

 

禁煙に成功する方法はないのだそうです。

 

 

失恋も同じ。恋した日々が遠い過去に思えるまで、じっと耐える。 

 

心の傷が癒えた頃、別れて良かったのかも、と思える日も来るのでしょう。 

 

要は、時間が解決してくれる。 

 

時はいつの日にも親切な友達…。過ぎてゆく昨日を物語に変える…。 

 

あぁ、そんなこたぁどうでもいいから、一服したい。